ロックンロールの創始者、それこそ世界中のロッカーに影響を与えた、「GOD」の一人。
チャック・ベリー、レイ・チャールズ、ジェームス・ブラウン、ファッツ・ドミノ、エルビス・プレスリーなどロック、ファンク、R&Bのスタイルを確立したレジェンドたちは既に天国に召されて久しいですが、
ついにロックの神様、リトル・リチャードもなくなってしまいました。
87歳でした。
遺族によると、リトル・リチャードさんは2カ月前から病床にあり、家族に囲まれて自宅で息を引き取ったとのことです。
僕の愛するアーティストがどんどんこの世からいなくなるのはなんともさみしいですが、87歳なら大往生と言えるんでしょうね。
僕にとって、リトル・リチャードを知るきっかけは、「バックトゥザフューチャー」でした。
主役のマーティ役のマイケル・J・フォックスが歌った『ジョニー・B・グッド』を聞いた時から思いっきりオールディーズにハマってしまい、そこからリトル・リチャードを知りました。
ちなみに『ジョニー・B・グッド』はチャック・ベリーの曲です。
チャック・ベリーはギターマンでしたが、リトル・リチャードはピアノマンです。
ピアノを立ちながらパワフルに弾き語りするスタイルがめちゃくちゃかっこいいんですね。
歌はとにかくスーパーパワフルで、裏声でシャウトするのが、リトル・リチャードのキメ技です。
たぶんこの裏声とシャウトを必死でコピーしたシンガーは世界中にいてると思います(笑)
「ああいう歌い方をしたのは、目立ちたかったから。ピアノをがんがん叩いて叫んだり歌ったりすれば、注目された」と後に語っています。
リトル・リチャードやジェームス・ブラウンなど、強烈なビートは後々マイケル・ジャクソンたちに引き継がれていったんです。
このスタイルはOfficial髭男dismのボーカルの方にも引き継がれていますね~
リトル・リチャードはゲイだった
「親父は息子が7人欲しかったんだ。でも僕のせいでおじゃんだ。自分はゲイだったから」と、リトル・リチャードさんは後に語っています。
BBC
「ロックンロールの国王と女王」を自認していたらしく、国王はわかりますが、女王というのがゲイであることを物語っていますね。
アーティストの世界はエルトン・ジョンやgleeのC・コルファー、リッキー・マーティン など、数々のゲイの方がいますが、この時代のアーティストの方でもいたのがちょっと驚きです。
まあ、ロックに男も女も関係ないですが、リチャード自身は、自分が同性愛者だったのは一時的なことだったと表明しているそうです。
実際に女性の方と結婚し、養子を一人向かい入れていました。
リトル・リチャードの残した名曲
酒に、ドラッグに、LGBTで、思いっきり目立ちたがり屋でユーモアがる、リチャードは音楽以外でも思いっきりロックでした。
リトル・リチャードの名曲とそれを後にカバーしたアーティストを集めてみました。
LongTallSalliy
「ロング・トール・サリー」邦題は「のっぽのサリー」
1956年に発表した楽曲。
ビートルズやエルビスプレスリーがカバーしこちらも超有名!
山本リンダさんもカバーしていました。
けっこういい感じですよ!!
Lucille
「ルシール (Lucille)」は、1957年の楽曲。ロックのスタンダード曲となり、数多くのアーティストたちによってカバーされている。
QUEENやビートルズ、日本ではle)」は、1957年の楽曲。ロックのスタンダード曲となり、数多くのアーティストたちによってカバーされている。QUEENやビートルズ、日本ではトータス松本さん(ウルフルズ)がkぁバーしています。
Jenny Jenny
1957年の楽曲。
なんと和田アキ子さんがカバーしていました。
このほかにも僕が知らないカバー曲はたくさんあるでしょう。
世界中のアーティストに影響を与え、おちゃめない面もある愛すべきビックスター、
リトル・リチャード。
ご冥福をお祈りします。
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